SMW-AUTOBLOK のKNCS-Nシリーズは、高精度・長寿命のクイックジョー型チャック。
爪交換時間1分以内、ボディは特殊鋼使用の総焼入れ（深さ1mm）、高い爪交換精度など
KNCSシリーズの基本メカニズムは今もなお輝きを保っています。
シール処理を施したKNCS-2Gもラインナップに追加、KNCS-Nに比べチャック内部に異物の混入が防げるためメンテナンスがより容易になります。
自動化に対応するため、ロボットでの爪交換にも対応したKNCS-maticもラインナップに加わっております。

KNCS-Nのボディはヨーロッパの特殊鋼を使用し、調質後に浸炭焼入れ（深さ1mm）をしております。
爪スライド部分の摩擦や、ボディ全体の歪が非常に少ないため、
極めて高い繰返し精度を実現でき、長期間のご使用が可能です。

焼入れベースジョーと生爪をセットでご利用頂くことにより、爪交換後の生爪再成形が不要です。
KNCS-N210クラスにて＝爪交換後の繰返し精度0.01㎜以内を保証
※同位相取り付け等の諸条件がございます。

爪は両サイドを使用することができますので、爪購入コストを抑える事ができます。
硬爪・生爪ともに両サイド利用できます。

焼入れベースジョーとウエッジバーのセレーションがしっかりと噛み合っていない場合は、安全ピンによりロックされTレンチが抜けない構造になっております。不完全な爪のセットを防ぐことができるため、安全面においても非常に優れております。

KNCS-2Gは各部にシール処理を施して密閉度を増しております。
焼入れベースジョーGBKの両端面やウェッジバー部にシールを組み込むことで、チャック内部への切粉の混入を防ぎメンテナンスが容易になります。またクーラントによるグリースの流出も抑えることができ、安定した把握力＝安定した加工精度を実現しております。
繰返し精度はKNCS-Nと同様に非常に高い精度を実現しております。
焼入れベースジョーGBKのスライド部にグリースが潤滑されるため、摺動部の摩耗も防ぎます。

KNCSN-maticは近年急速に需要が増えている自動化に対応したチャックです。作業者だけでなくロボットでの爪交換にも対応しております。
爪交換後の繰り返し精度はKNCS-Nと同様に非常に高く、ロボットで爪交換をした後でも生爪の再成形は不要です。
各サイズを取り揃えているため、機械やワークサイズに合わせて最適なチャックサイズ選定をすることが可能です。
KNCS-Nがベースとなるため信頼性は非常に高く、多くの機械メーカー様やユーザー様にご使用いただいております。