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4ツ爪チャック Centco4 / Centco4-MLW

Cetco4・Centco4-MLW

従来の4ツ爪チャックの問題を
全て解決した新たな4ツ爪チャック。

SMW-AUTOBLOKの4ツ爪チャックCentco4 / Centco4-MLWは従来の4ツ爪チャックの問題を全て解決できる新しい4ツ爪チャックです。
丸形状・角形状・異形状、様々なワーク形状をこのチャック1台で把握可能です。
2+2の爪の動きにより、確実にセンターリングしてワークを把握します。

4ツ爪チャック Centco4 / Centco4-MLWの強み

POINT01 確実にワークをセンターリングクランプ
POINT02 様々なワーク形状を把握可能
POINT03 遠心力補正機構により高速回転での使用が可能
POINT04 総焼き入れ・研磨仕上げで高精度・長寿命
POINT05 4つの爪が同じ力で把握
POINT06 内部抵抗が少なく極低把握力でも動作可能

従来の4ツ爪チャックとの動作比較 Centco4 / Centco4-MLW

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一般的な4ツ爪チャック

■シリンダータイプ
 シングルピストンシリンダー
■爪の動作
 4つの爪が同時に中心に向かって動作
■デメリット
 ・4つの爪が同時にセンターリングする機構のため、
  どちらかの対角の爪部に隙間が出てしまう。
 ・全ての爪でのセンターリングと把握ができていない。
 ⇒精度不良

2

2+2動作の4ツ爪チャック

■シリンダータイプ
 ダブルピストンシリンダー(大小ピストン)
 ダブルピストンシリンダー(油圧+スプリング)
■爪の動作
 1+3の爪:センターリング(位置決め)
 2+4の爪:センターリング(把握)
■デメリット
 ・小ピストン(スプリング)は位置決め動作のため、
  実際は2ツ爪での把握になる。
 ・位置決め動作側の力が強い場や摺動抵抗が大きい場合、
   センターリングができない。
 ・4つの爪の力が均一ではない。
 ⇒精度不良

Centco4 / Centco4-MLW

■シリンダータイプ
 シングルピストンシリンダー
■爪の動作
 1+3の爪:センターリング(仮把握)
      +
 2+4の爪:センターリング(仮把握)
      ↓
 4つの爪が当たると把握力が均一にでる構造
■メリット
 ・4つの爪が同じ力で把握。
 ・確実なセンターリング、確実に4点当たりで把握。
 ・4つの爪の力が均一にワークを把握。
 ⇒高精度

 

様々なワーク形状を把握可能 Centco4 / Centco4-MLW

図1

■円形状
2+2の距離が同じ
3ツ爪に比べ4点当たりとなり真円度向上

図2

■角形状
2+2の距離が異なる
正方形・長方形の把握可能

図3

■異形
2+2の距離が異なる
爪位置や爪成形により偏芯把握も可能

遠心力補正機構

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Centco4 / Centco4-MLWは遠心力補正機構を内蔵。
チャック回転時と停止時の把握力差が少ないため、加工後の回転停止による把握力増大を少なくし、ワークの歪を抑えます(オーバーグリッピングを抑制します)
高速回転で使用することで生産効率やサイクルタイムの向上に繋がります。

4ツ爪手動チャック Centco4-MLW Centco4-MLW

Centco4MLW(400)

手動の4ツ爪チャック Centco4-MLW
1か所の爪開閉ハンドルを操作することで爪4つを動作させ、センターリングクランプします。
様々なワーク形状を把握可能。
チャックサイズは315~1400まで展開有り。
大きいサイズは重量軽減のため軽量化されたボディ形状。
遠心力補正機構を内蔵しており、高速回転での使用可能。

様々なワーク形状を把握可能

Cetco4-MLW丸

■円形状
2+2の距離が同じ
3ツ爪に比べ4点当たりとなり真円度向上

Cetco4-MLW角ワーク

■角形状
2+2の距離が異なる
正方形・長方形の把握可能

Cetco4-MLW異形

■異形
2+2の距離が異なる
爪位置や爪成形により偏芯把握も可能

軽量化チャックボディ

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ボディに切り欠きを付けることでチャック質量を軽減。
より重量のあるワークを加工することが可能になります。
また回転工具の接近性がよくなり、機械干渉を軽減します。